受けた背景
受けた背景としては、組織で取るようにという雰囲気になったためです。
インフラ管理者としてAzureのクラウドをいじるにも関わらず組織としてAzure資格持っていないよね〜っってなりました。
AZ-900は流石にこれからAzureいじります。的な資格なのでその1ランク上のAZ-104持ちましょうということで組織目標になって受けるために勉強しました。
AZ-104の位置付け
AZ-104は、Microsoft Azure Adminisatrator。すなわち、Azure環境で構築したり管理するために必要な知識を有することを証明する資格です。
大きく分けるとと初級・中級・上級で分けるとAZ-104は中級のランクに位置します。
Azureの資格の中で初級のAZ-900(Microsoft Azure Fundamentals)は、どちらかというとマイクロソフト的にも色々Azureのことを知ってほしいという思いもあると思うので、「こういうことしたい場合はこのサービスを利用する!」という表面的なことを問われる問題が多いです。
それに対して、AZ-104は、1ランク上の資格として、「このサービスする場合、こういう時はこのような機能を使う!」という少し細かいことが問われます。
という意味でも、実務でAzureを利用している人は、最低でもAZ-104の試験を取得する意味はあるかと思います。
合格までの流れ
結論としては、私は2回目で合格しました(1回落ちた・・・)。
1回目は、Azure LearnでAZ-104で必要なカリキュラムを一通りやりました。これをやれば試験に関する知識が体系的に学べます。しかし、文章を読んだり演習などを通してカリキュラムをこなしていくので結構時間がかかります。
一つのチャプターで4〜7時間で、それが5つくらいあるので、大体40時間くらい時間がかかります。
読んで進めるので実際もっと短い時間で終わると思いますが、結構ダルいです。
後で気づいたのですが、Udemyなら「AZ-104: Microsoft Azure Administrator 試験対策講座」というのコースがあり、参考書を買うくらいのお金でこれを受講したい方が、視覚的に学ことができるので勉強しやすいと思った。
(私の場合はAzure Learnで学んだが、会社でUdemyが包括契約されていたのでこのコースを軽く受講してみた感じ同じようにまとめられていた)
ということで、文字を読み進めることで理解が深まる人や勉強するコストを抑えたいならAzure Learnで体系的に学ぶ。
視覚的に学ぶ方が学びやすい人やこのくらいなら課金してもいいかなと思う人ならUdemyの該当コース受講して学ぶことがおすすめです。
そして、仕事でもAzure触っているので余裕っしょって思いながら受けたら撃沈しました。
結構、知らないことも多く、やはり1ランク上の試験ということもあって少し細かいことを問われる。そのサービスをよく利用しているなら答えられるけど、そんなに利用していない場合はやはりわからない。
先日、記事にもしたが「ストレージの冗長オプションを変更する場合はXXXからZZZにするには一旦YYYにしないとできない」など、細かい制約はAzureを触っていても実際に経験するか、こういうAzure Learnとかで学ばないと知らないな〜という感じでした。
不合格の文字を見て、合格するために次の試験までどのような勉強しようかな。Azure Learnを2周するのは流石にだるいな。と思って、少々手抜きで問題集だけ解きまくることにした。
ということは2回目の試験に向けて、問題を解きまくることにフォーカスして勉強しました。
そして、問題をできるだけたくさん解きたいと思って、書籍でも買おうと思ってが問題集に特化した本ってのはなく、Udemyに課金して「AZ-104:Microsoft Azure Administrator模擬試験問題集」というのを購入して解いた。
(この時は、会社の包括契約だと少々不便だからセールの時に自腹で購入した。)
購入したコースで問題が3回分x2周して正答率を70%で超えてきたので受けることにした。
そして750点取って合格に至る。という感じです。
受けた感想
色々ダラダラ書きましたが、受けた感想としては、Azureを仕事で使っていても勉強しないとAZ-104は受からないんだなと思いました。
本当、使っているサービスに関しては自信もって回答できるが、使っていないサービスは全く使用がわからない。
あと私はアカウント管理系が苦手ですね。
というのもこれまでの経験上Linuxで構築しているシステムばかり管理してきたので、Windowsで利用するActive Directoryなどはどういうものかあまり理解しておらず、何とか自分を騙しながら覚えて試験に挑みました。
なので、同じような状況の人は、アカウント管理まわりの対策はしっかりやってください。
ということで、勉強はそこそこしてください。
以上。
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