AZ-104の勉強:Storageのレプリケーション設定の変更

Azureのストレージは、レプリケーションの設定を変更する場合に気をつけることがある。

どういうことかと言うと、現在の設定から変更後の設定にできるのか?ということだ。

レプリケーションの種類

まずおさらいだが、Azureのストレージにおけるレプリケーションの種類は大きく分けて4つある。

簡単に説明する。(これに加えて、GRSとGZRSは読み取りアクセス可能なオプションがあり計6つ)

  • LRS(ローカル冗長):1カ所のデータセンター内で冗長を組んでいる
  • ZRS(ゾーン冗長):1つのリージョン内にある複数のデータセンターで冗長を組んでいる
  • GRS(geo冗長):対のリージョンと冗長を組んでいる
  • GZRS(geoゾーン冗長):リージョン内にある複数データセンターと対のリージョンと冗長を組んでいる

レプリケーションの変更について

そして、この4つのレプリケーション設定がお互いに変更できないやつがあります。

まずは、図を作ったのでこちらを確認ください。

図の説明をしますと、

  • 縦同士は、CLI操作で変更ができます。
  • 横同士は、サポートに依頼 or GUI操作で変更できます。
  • 斜め同士は、直接変更できません。一旦、縦の変更か横の変更してください。

という感じで、ひと癖あるんです。

縦同士は、CLI操作で簡単にできるのでazure-cliのコマンドを調べれば自分たちでできます。

横同士は、一部対応しているリージョンはGUI操作で自分たちで変更できます。しかし、対応していないリージョンではサポートに問い合わせしないと変更できません(2023年02月現在)。面倒ですね。ここは今後対応地域が増えること願って待ちましょう。

そして、一番面倒なのは斜め同士です。これらは直接変更ができないため、縦の移動をCLI操作してから横の移動をサポートへ依頼するといったルートになります。

こういう問題が出た時は、対リージョンでの冗長の変更は楽。複数のデータセンターでの冗長は面倒。と覚えときましょう。

以上。

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